スタビライゼーション

■スタビライゼーションとは?

 

ドイツや欧米などで行われていたトレーニングや医療体操などを基に
実践的見地のなか、日本で確立されたトレーニングメソッドです。

主働筋だけのトレーニングではなく
主働筋・協働筋・拮抗筋や
補助筋群(スタビライザー)を刺激するトレーニングメソッドです。
動作中、常にアライメントを意識することにより
アイソメトリクスを生じさせて
体幹(コア)をはじめとする
体軸の安定強化が行えます。

現在では、日本を代表するトップアスリートやプロスポーツ選手だけでなく
世界各国の代表選手やトップアスリート、ヘッドコーチ、トレーナー達も
フィジカルやパフォーマンスを高める重要なトレーニングとして注目し
トレーニングに導入しています。


■スタビライゼーションの種類

[動作]
  Static Stabilization (SS)
(スタティック・スタビライゼーション)
動きがほとんどない、静的な動作のスタビライゼーション

アイソメトリクスやストレッチ的な要素が強い
負荷が強いので注意が必要です。
  1.ストップ・スタビライゼーション(ST)
 

Dynamic Stabilization (DS)
(ダイナミック・スタビライゼーション)

ゆっくりとした動作や速い動作のスタビライゼーション

アイソトニックな動作を行いながら、アイソメトリクスの要素も含まれる
正確に行うことにより強度が増します。
  2.スロー・スタビライゼーション(SL)
3.クイック・スタビライゼーション(QU)


[ポジション]

 

スパイン・ポジション(仰向け・背臥位)
プローン・ポジション(うつ伏せ・腹臥位)
ラテラル・ポジション(横向き・側臥位)
シッティング・ポジション(座位)
スタンディング・ポジション(立位)

 


■スタビライゼーションの効果

 

1. 体軸の安定

2. ハイパフォーマンスポジションの早期対応と拡大

3. コアトレーニング

4. バランストレーニング

5. 筋力トレーニング(スポーツトレーニング)

6. 筋と骨格の機能維持向上

7. 筋内および筋間のコーディネーションの向上

8. パワーアップ

9. スキルアップのための基礎確立

10. パフォーマンスの向上

11. リハビリテーション、スポーツリハビリテーション

12. スポーツ障害・成長障害の予防

13. シェイプアップ、ダイエット

14. 幼児・学童期における調整力の獲得・向上

15. マタニティ・トレーニング(妊産婦体操)

16. 高齢者の転倒予防・防止・筋力維持、転倒予防体操

17. 筋・関節などの運動器系に対する症状のケア

18. 筋バランス調整

19. 腰痛・肩こりなどの予防・解消

20. O 脚・X 脚などの予防・解消

 

様々な分野において複合的に応用することができます。

子どもから高齢者まで、トップアスリートから病後のリハビリテーションを行う方まで

年齢・性別・体力など関係なく取り組むことができるのです。

 

 

<< 以上、日本スタビライゼーション協会HPより抜粋 >>