■はじめに (なぜスタビ?)
中学生(高校生)の皆さんにも、スタビライゼーション(体幹トレーニング)を
ある程度知っておいて欲しいと考えています。
バレーボールに限らず、学校の部活動においては、
体育館やコートがいつも使えるわけではなく、
「外練」とか「筋トレ」とかをするケースも結構ありますよね。
昔は、筋トレと言えば「根性を鍛える」「筋肉をつける」…という程度で
捉えられていたところが多かったように思います。
しかし最近は、研究が進んだり、より科学的になったり、
また先生方もいろいろと勉強されていて、
「体幹トレーニング」などを取り入れているところも結構あるようです。
しかし、どうせやるなら、正しいやり方を知り、実践して欲しいと思います。
ただ、ここでは敢えて細かい説明はしません。
まずは、「体幹トレーニング」「スタビライゼーション」について
どんなものなのか?というイメージを持ってもらえればと思います。
■ブレない体幹を手に入れる!
スポーツ界において、様々な競技分野でのトップアスリートと呼ばれる選手たち。
そんな人たちに共通することは…と考えたときに、あなたは何を思い浮かべますか?
そんなところに、「バレー上達」のヒントを探るのも大事です。
いろいろなことが挙げられるかと思いますが、
特に「本質的な動き」「身体の使い方」ということに注目すると、
その1つとして、「体幹がブレない」ということがあるかと思います。
まずはそんな動きをご一緒に見てみたいと思います。
■最大のポイントは “アライメント”
スタビライゼーションのポイントは、「アライメント(※)を作り出すこと」です。
○身体の中に、アライメントをつくる
○頭(意識)の中に、アライメントをつくる
こうしてボディバランスを維持・修正する(姿勢反射)能力を高めることが
「パフォーマンス向上」「練習効果の最大化」には不可欠であると考えられます。
○ボディバランスを維持する
…あらゆる複合的・複雑な動きや姿勢の中で高いパフォーマンスを維持する。
○ボディバランスを修正する(姿勢反射)
…あたり負けしない。姿勢を立て直す。
※アライメント: alignment (goo辞書より)
1 一列に並べる[並ぶ]こと, 整列
2 整列線, 直線(状)
3 提携, 協力, 連合, 連帯;支持.
4 (受信機などの)調節;(自動車の)前輪調整.
5 (軌道・道路などの)平面線形(⇔profile).
■スタビの実践
具体的な実施方法は、書籍なども出ているので、
参考にしてみてもらえればと思います。
以下、実施例を紹介しておきます。
種目別・個人別に、いろいろなアレンジが可能ですが、
アライメントを正確につくるとか、最低限おさえるべきポイントには注意しながら
実施して頂ければと思います。
ぜひあなたもチャレンジしてみてください!
実施に際してのお問い合わせはお気軽にどうぞ!